タンデム自転車12台 大阪サイクルイベントで快走(3/18)
4263人が参加した自転車のビッグイベント「大阪サイクルイベント2012」が3月18日(日)に大阪湾の人工島、咲洲・夢洲・舞洲で開催され、私たち「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」からはタンデム自転車12台で出場し、10キロを全員が完走しました!!!
タンデム自転車の後部座席で自転車をこぐのは、みな、視覚障害者の方々です。タンデム自転車で大阪サイクルイベントに出場したいと、数か月前からエントリーし、待ちに待った大会日でした。雨が降ったりやんだりのなか、体が冷えてくるにもかかわらず、どの顔からも笑顔が見られました。みなさん、たくましいです。
そして、自転車の前をこぐのは、この日のために集まったボランティア・パイロットたちです。後ろに乗るパートナーとはこの日が初顔合わせというペアがほとんどでしたが、そこはタンデム自転車好きの面々だけあって、すぐに意気投合しておりました。
ボランティアはパイロットだけではありません。自転車の運搬や受付、荷物番、視覚障害者のサポートなど、裏方メンバーの支えがなかったら、この大きなイベントで、12台のタンデム自転車で走るなんてことは、できなかったとつくづく思います。
3輪タイプのタンデム自転車12台は、兵庫県障害者タンデムサイクリング協会さん、和歌山県サイクリング協会さん、友田清信さん、柏木佳子さんからお借りしました。ありがとうございました。
タンデム自転車であれば、視覚障害者の人たちも自転車を楽しむことができます。それを望んでいる人たちがいて、こんなに楽しい乗り物があるんだよ、ということが、楽しみながらアピールできてよかったです。大阪では2輪タイプのタンデム自転車の公道走行が認められていないそうで、今回は3輪タイプで出場しましたが、2輪タイプでも走行できるようになったらいいなと思います。
そして、この後、我々タンデム自転車一行は、御堂筋走行へと向かったのであります。続きのブログはこちらで。
鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)
大阪でタンデム自転車を楽しむ会 構成団体(順不同)