タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~
タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~
日 時=2014年4月24日(木) 18:30~20:30
会 場=あおぞらビル3F
講 師=吉田長裕氏(大阪市立大学大学院工学研究科准教授)
パネラー=大島政廣氏(NPO法人サイクルボランティア・ジャパン)
大西健夫氏(大阪でタンデム自転車を楽しむ会スポーツ部、TRI6West)
横井昌市氏(NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会事務局)
主 催=大阪でタンデム自転車を楽しむ会
はじめての勉強会にもかかわらず、当日は26名+講師・パネラー4名の30名のご参加を頂きました。
ありがとうございました。
まず、大阪でタンデム自転車を楽しむ会 鈴木昭二 会長から挨拶。
そして、吉田先生(大阪市大)から、自転車の中におけるタンデム自転車の位置付け、
走行時の安全性に関する研究データ、などをご紹介頂きました。
一番、印象に残ったのは「海外では、自転車はみなのニーズに合わせて進化・発展して形状が変わり、今も新しいものがどんどん生まれている」とのこと。
普通の自転車とは違うタンデム自転車が公道を走れるということは、こうした今後どんどん生まれてくる新しいモノを受け入れられる社会になっていく試金石だろうなと。
社会がこうした選択肢をたくさん持つことは幸せな社会に一歩近づくことかなと思います。
視覚障がい者が参加できるタンデム自転車ツアーを国内外で実施している大島氏、
リオのパラリンピックのパラトライアスロンをめざす大西氏、はやくからタンデム自転車の普及に取り組んでいる
兵庫県障害者タンデムサイクリング協会の横井氏をまじえて活発な議論がありました。
タンデム自転車は単に人・モノを運ぶ移動手段としての「機能」だけではなく、
視覚障がい者の方などの健康増進や当たり前の社会生活、人と人とのつながりを生む「効果」も持っている乗り物です。
(tashiro)