「大阪府内でのタンデム自転車の走行に関する意見書・質問票」を大阪府会議員各会派に提出(7/3)
このたび「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」では、大阪府道路交通規則を改正して、大阪府内で二輪のタンデム自転車が走行できるようにしてほしいとの願いの下、大阪府議会の7会派に「大阪府内でのタンデム自転車の走行に関する意見書・質問票」を提出しました。いただいた回答は、当会のホームページにてお知らせいたします。
まずは、提出のご報告と質問、意見書の内容をお知らせします。
大阪府内でのタンデム自転車の公道走行実現に向けての一歩になればと思います。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
■提出先:
大阪維新の会大阪府議会議員団
公明党大阪府議会議員団
自由民主党大阪府議会議員団
民主党・無所属ネット大阪府議会議員団
日本共産党大阪府議会議員団
みんなの党府民会議
府民クラブ
■質問内容:
【質問1】大阪府内のタンデム自転車走行について
1.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行に賛成である
2.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行については、条件付で賛成である
→条件についてご記入ください( )
3.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行に反対である
【質問2】タンデム自転車走行についての疑問・ご意見など
タンデム(2人乗り)自転車の走行について疑問・ご意見などありましたら、ご記入ください。
■意見書内容:
1)背景
•タンデム自転車は、複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動することができる自転車のことです。通常2 人乗りですが、3 人乗り、4 人乗り等の車種もあります。
•後ろに乗る人はハンドルを操作する必要がなく、視覚障がい者や足腰の弱い高齢者、子どもなども乗ることができます。パラリンピックでは、視覚障がい者がタンデムの後席に乗って行う自転車競技も開催されています。
•全国では、2013年6月末現在、長野県・山形県・兵庫県・広島県・愛媛県・宮崎県で一般公道走行が可能であり、順次増加してきています。
2)タンデム自転車に乗りたい理由/普及を望む理由
•当会で、タンデム自転車の普及を望む理由は、以下2点です。
•一つ目は「視覚障がい者の健康増進・交通手段として活用したい」からです。視覚障がい者の移動は、徒歩以外は、バスや電車、タクシーしかないのですが、タンデム自転車を使用することができれば、身近な買い物・仕事・通学等に活用できます。また、野外でのスポーツ・観光の手段として活用できれば、新たな可能性が広がります。
•二つ目は、「誰もが、楽しめる乗り物として活用したい」ということです。視覚障がい者に限らず、二人で楽しめるタンデム自転車は、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるエコでユニバーサルな乗り物です。大阪から新たな自転車文化を創出するため、タンデム自転車の活用・普及を望みます。
3)タンデム自転車の安全性について
•タンデム自転車は、交通ルールにもとづいて使用すれば安全な乗り物です。これまで、公道走行が可能となっている6都道府県においても事故の報告はありませんし、当会が実施している体験会や貸し出し(2012年度は約1,000名が乗車)においても、事故は起きていません。
◎希望すること
1.大阪府内の公道でのタンデム自転車走行が可能となるように規則改正を望みます。
2.誰もがタンデム自転車を安全に楽しめるよう府内全体の自転車交通マナー向上を望みます。
以上です。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
■ホームページ http://www.tandem-osaka.com/
「イベント案内、貸出情報、入会案内などを掲載しています」
■フェイスブック http://www.facebook.com/osaka.tandem
※あおぞら財団は同会の事務局です。