第4回御堂筋サイクルピクニック、タンデム自転車で走行!(4/14)
日時:2013年4月14日(日)
場所:御堂筋、中之島公園(公会堂ななめ前広場)
初めまして。
大阪市立大学大学院の吉田祐樹と申します。
今回、当ブログを執筆させて頂くことになりました。
4月14日(日)に開催された「第4回御堂筋サイクルピクニック」に、大阪でタンデム自転車を楽しむ会から参加をし、御堂筋をタンデム自転車で走ってきました。
このイベントは「御堂筋に自転車レーンを」というアピールを多くの人が一緒に走行して行おうというものです。今回のアピール走行では、302人の方が参加し一緒に御堂筋を走行しました。
午前のアピール走行ではタンデム自転車は6台走行しました。
この日の天気は非常に良く、気温も寒すぎず暑すぎずと絶好の自転車日和でした。
タンデム自転車で公道を走行するのは、非常に気持ちの良いものでした。
しかし問題点もいくつか挙げられます。
まずは視覚障碍者の方の走行中の不安度が上がることです。
タンデム自転車に慣れている人、または公道走行に慣れている人なら問題ないかと思いますが、公道走行では車の横を走るわけですから、後ろから来る車の通り過ぎる音が怖いと言った方もおられるようです。
特に後ろからトラックなどが物凄い音を立てて走ってくると、晴眼者の私ですら少し怖かったので、視覚障碍者の人はより怖いかと思います。
そんな不安感がある中でも、楽しんでタンデム自転車に乗られる視覚障碍者の方々を見ると、今よりもタンデム自転車を含む全ての自転車の公道走行環境が整えば良いのになと思いました。
また今回、個人的に一番問題だと思ったのは路上駐車の問題です。
御堂筋では路上駐車が多く、車体の長いタンデム自転車にとっては小回りが効かないので、それらを避ける際に少し苦労しました。
後ろの走行車に気を配りつつ路駐の車を避けるのですが、スピードを落としすぎるとバランスが崩れますし、かと言ってグイグイ行くと後ろの車と接触しそうになり危険です。
ここで手信号の重要性を改めて実感しました。
パイロットは片手で走行すると危険ですが、ストーカーの方なら手をはなせるので、後ろの走行車に手信号で合図をしてもらってから、車を避けると少しは安全に走行できるのではないかと思いました。
あとミラーもあれば便利ではないかと思います。
パイロットが後ろを気にしすぎるあまり、ハンドル操作を誤ってバランスを崩しかねないので、ミラーがあればそのようなことも防げるのではないでしょうか。
まぁこれらの問題は、自転車レーンが設けられれば解決するんですけどね(笑)
御堂筋に限らず、あらゆる公道で自転車レーンが設けられることを私は強く望みます!
そう思えたアピール走行でした。
私と一緒にストーカーとして走行した視覚障碍者の方のブログ記事がございますので、是非ご一読ください!
http://d.hatena.ne.jp/mayumi1208/20130414
この方のようにタンデム自転車の走行を楽しんで頂ける方が全国にはたくさんおられとと思います。
そのような方々のためにも、今後のタンデム自転車の普及も強く望んでいます!!
午後からは様々なイベントが催されていました。
今回はトークショーやファッションショー、スタンプラリー、抽選会などが行われました。
また前回同様、様々な自転車に乗れる試乗会が行われました。
アピール走行、イベント、試乗会を含め合計で約500人の人達が訪れ、様々な自転車に触れたと共に、タンデム自転車にも多くの人に触れてもらうことができました。
こういう場所でタンデム自転車の名が知れ渡っていくのはいい事だと思います!
今後、よりタンデム自転車の認知度が上がるように頑張っていきたいです!!
御堂筋サイクルピクニックの報告や今後の活動については、以下のサイトに記してありますので、是非ともご覧下さい。
http://cycleweb.jp/cyclepicnic/
Facebookの方もありますので、宜しければ「いいね!」をお願いします。
http://www.facebook.com/cyclepicnic
(画像:出店者「feeb」様 http://www.feeb.jp/blog/2013/04/post-219.html)
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
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体験会の案内やスポーツ部の報告などを発信しています。
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以上
記・吉田祐樹(大阪市立大学大学院 工学部都市系専攻)